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【雑記】ICT研究大会

  • 執筆者の写真: Yu
    Yu
  • 2019年2月12日
  • 読了時間: 3分

こんにちは!

今日は3連休の直後ですが、出張で都内の特別支援学校でICTの研究大会を見学させていただきました。そこで考えたこと、思ったことなどを書いておきたいと思います。

今日はなにかの紹介というよりは備忘録的なブログです〜



ICTの校内での普及について

見学させていただいた特別支援学校は、学校全体でICTを研究テーマとして3年目だそうです。経緯としては3年前に都からiPadが普及され、今では学校に60台近くのiPadがあるそうです。iPadは充分な台数があるものの、それを活用する方法の蓄積がないということで研究テーマとしたそうです。

教室へ到着すると、iPadを使用しているのは若手の方ばかりではなく40〜50代くらいの方もいらっしゃいました。実際に校内でのアンケート調査でも年代によるばらつきはほぼありませんでした。

私の勤務する学校でも、その年代の方で使用されている方はいるものの、授業での全体提示程度で、日常生活の指導に取り入れている方は多くありません。体感的には、導入に抵抗感を示されているのかなという方も多いです。


なぜこのようなことが可能なのか。

ここまでくるのに外部指導者をよんでの校内研修や、校内の先生を講師としての勉強会も行ったそうです。その結果を資料にまとめられていました。

その資料には、NCプログラムの発達年齢と課題、更にその発達年齢で使われることが想定されるiPadのアプリがまとめられていました。iPadに全く触れたことがなく、授業で使用するのにも抵抗感を感じている方でもNCプログラムという既知のものと関連付けられることで身近に感じ、ハードルが下がるのかなと思います。


また、身近に感じるという点では保管するラックや貸出簿について工夫されていて、まず借りるハードルを下げていることが伝わりました。


また、資料には研究大会のためにとはいえ、実践も複数載っており、蓄積を感じます。それを使うとどのようなことができるのかまとめて、いつでも誰でも見やすくするというのも悪くないと思います。それをどのように行うかは問題ですが…



ICTの有効性について

以上のようにICTについては広い年代に使われているようでしたが、私の目から見てもICTの有効性については疑問が残りました。全体提示に使用するのはいいですが、果たして伝えたいことが伝わるような提示の仕方なのか…アナログとの融合もよいですが、お互い不必要に干渉しあってないか…などです。まずは活用できているという点で○ですが、本当に有用なのか考えていくことが次の段階であると思います。

偉そうなことを書きましたが、まだ私も勉強中ですから、私自身も考えていかなければならないと改めて実感しました。


色々ありましたが他校の様子を見られるのは非常に学びになります。貴重な機会をありがとうございました。

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